2020年02月23日
幸せな職場にするための第一歩~相手の話を粘り強く聴くこと~
働いていて楽しい、幸せだと感じられる職場にするための一歩。それは、相手の話を聴くことや、相手の立場にたつことです。デール・カーネギー氏が名著「人を動かす」の中で主張していることです。
相手に話をたくさんさせること、相手とむやみに議論しないこと、相手を非難しない、相手に関心を持つ。どれも、皆、相手を大事にするような文脈です。「相手」がまさにキーワード。
でも、これって、みんな当然、って思える事じゃないですか。そう、わかっているけど、できないことばかりです。わかっていることでもなかなかうまく進まない。だから職場の中もギスギスしちゃうんでしょう。みんないろんな考え方がある。立場も役割もその他もみな違う。違う人がいるのだから、最初は違う想いを持っていて当然です。
しかし、企業、組織には一つの方向性を示すものがあります。ビジョンやバリュー、ミッションなどなど、その企業や組織での働き方をある意味示している言葉です。それがあるから土台は同じ。だからこそ、土台が同じうえにいるからこそ、相手の話をしっかりと傾聴してあげなければならないでしょう。
中小企業では、メンバーが近しい距離にいてお互いの事が概ねわかっている。だからついつい、相手の話をさえぎってしまいませんか?「われ、なにいってるだ。そんなこといったってしょーんにゃーら」などと、ついつい言ってしまいたくなります。自分の考えや想いを話したくなるんです。自分が一番である。自分でどんどんしゃべる。そして優位に立って何とか論破してやろう。ついついやっちゃいますね。自分のPRをしちゃうから・・・いや、PRしないとなかなか話すチャンスもないですからね。立場もあるし・・・
とはいえ、よく考えてみますと、相手にたくさん話をしてもらった方が、職場での仕事もやりやすくなるものです。相手が話したかったことが、ある意味不満や改善希望の話であれば、じっくりと聴いてあげるだけでまずは一安心となるわけです。相手が話して満足し「それで解決です」となる場合もよくあります。もちろん、それを踏まえて、改善が出来ることは皆で知恵を絞って、話をして改善をすればいいんです。そうやってまた職場での仕事の楽しさ、面白さが出てきて可能性が拡がっていくんです。
立場が全然違いますが、住宅展示場や保険会社などで結果を出している営業パーソンは、顧客のお話をたくさん聴くそうです。粘り強く時間をかけて聴くのだそうです。それが一番結果にむすびつくポイントだそうです。もう他の展示場や保険会社に話をしにいくのが嫌になってしまうくらいに、顧客の話を聴きまくるんだそうです。ひょっとしたらほとんど話をせずに、「へー」「なるほど」などと、相づちをうっているだけかもしれません。数時間話をし続けて疲れたお客様は、話を聴いてもらったことに感謝して買う決断をするのだそうです。
ただ、ふだんはなかなか他人に話せないようなこと、たとえば、人生や未来については、たとえ職場のメンバーであっても、そう簡単に話をしたいとは思いませんよね。話を聴き続けてもらえたからこそ話をしたくなるのですし、仮に続けなくても、定期的に話を聴くという時間を確保し続けていけば、職場での他の社員からの信頼も得られるでしょうし、職場で働く幸せ度合いが上がってくるのではないでしょうか。
幸せな職場をつくるための一つの秘訣は、人間関係が良好であることです。単に良好なだけでなくて、相手を理解することです。話を聴くといった、原理原則が大事なんです。なかなか簡単にできることではありませんが、できるようになれば、職場のメンバーからの信頼を獲得できるし、より他の人よりも信頼度合いを得られるでしょう。相手の話をしっかりと聴くということを意識して取り組むのが、幸せを実感できる職場にする遠いようでもっと近道の方法なのかもしれませんね。
働いていて幸せや楽しみを感じられ、社員が定着するような職場にしていきましょう。そのためには相手を尊重して話をしっかりと聴くことを実践していきましょう。デール・カーネギー先生、さすがです。
相手に話をたくさんさせること、相手とむやみに議論しないこと、相手を非難しない、相手に関心を持つ。どれも、皆、相手を大事にするような文脈です。「相手」がまさにキーワード。
でも、これって、みんな当然、って思える事じゃないですか。そう、わかっているけど、できないことばかりです。わかっていることでもなかなかうまく進まない。だから職場の中もギスギスしちゃうんでしょう。みんないろんな考え方がある。立場も役割もその他もみな違う。違う人がいるのだから、最初は違う想いを持っていて当然です。
しかし、企業、組織には一つの方向性を示すものがあります。ビジョンやバリュー、ミッションなどなど、その企業や組織での働き方をある意味示している言葉です。それがあるから土台は同じ。だからこそ、土台が同じうえにいるからこそ、相手の話をしっかりと傾聴してあげなければならないでしょう。
中小企業では、メンバーが近しい距離にいてお互いの事が概ねわかっている。だからついつい、相手の話をさえぎってしまいませんか?「われ、なにいってるだ。そんなこといったってしょーんにゃーら」などと、ついつい言ってしまいたくなります。自分の考えや想いを話したくなるんです。自分が一番である。自分でどんどんしゃべる。そして優位に立って何とか論破してやろう。ついついやっちゃいますね。自分のPRをしちゃうから・・・いや、PRしないとなかなか話すチャンスもないですからね。立場もあるし・・・
とはいえ、よく考えてみますと、相手にたくさん話をしてもらった方が、職場での仕事もやりやすくなるものです。相手が話したかったことが、ある意味不満や改善希望の話であれば、じっくりと聴いてあげるだけでまずは一安心となるわけです。相手が話して満足し「それで解決です」となる場合もよくあります。もちろん、それを踏まえて、改善が出来ることは皆で知恵を絞って、話をして改善をすればいいんです。そうやってまた職場での仕事の楽しさ、面白さが出てきて可能性が拡がっていくんです。
立場が全然違いますが、住宅展示場や保険会社などで結果を出している営業パーソンは、顧客のお話をたくさん聴くそうです。粘り強く時間をかけて聴くのだそうです。それが一番結果にむすびつくポイントだそうです。もう他の展示場や保険会社に話をしにいくのが嫌になってしまうくらいに、顧客の話を聴きまくるんだそうです。ひょっとしたらほとんど話をせずに、「へー」「なるほど」などと、相づちをうっているだけかもしれません。数時間話をし続けて疲れたお客様は、話を聴いてもらったことに感謝して買う決断をするのだそうです。
ただ、ふだんはなかなか他人に話せないようなこと、たとえば、人生や未来については、たとえ職場のメンバーであっても、そう簡単に話をしたいとは思いませんよね。話を聴き続けてもらえたからこそ話をしたくなるのですし、仮に続けなくても、定期的に話を聴くという時間を確保し続けていけば、職場での他の社員からの信頼も得られるでしょうし、職場で働く幸せ度合いが上がってくるのではないでしょうか。
幸せな職場をつくるための一つの秘訣は、人間関係が良好であることです。単に良好なだけでなくて、相手を理解することです。話を聴くといった、原理原則が大事なんです。なかなか簡単にできることではありませんが、できるようになれば、職場のメンバーからの信頼を獲得できるし、より他の人よりも信頼度合いを得られるでしょう。相手の話をしっかりと聴くということを意識して取り組むのが、幸せを実感できる職場にする遠いようでもっと近道の方法なのかもしれませんね。
働いていて幸せや楽しみを感じられ、社員が定着するような職場にしていきましょう。そのためには相手を尊重して話をしっかりと聴くことを実践していきましょう。デール・カーネギー先生、さすがです。
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